西武は9日、東京都内のザ・プリンスパークタワー東京で新人選手の入団発表を行い、注目の黄金ルーキー、菊池雄星投手(18)=花巻東=がダルビッシュに挑戦状をたたき付けた。
232人の報道陣が集結する中、背番号17の真新しいユニホームに袖を通した菊池は「結果を出さないといけないという期待と責任を感じてます」と抱負を語った。そして「ダルビッシュさんに限らず投げ勝っていきたい、という気持ちはある」ときっぱり。将来並み居るエースに投げ勝つのが、自分に課せられた使命。そのためにも、球界のトップに君臨するダルビッシュを倒さなければならないと感じている。
最大の敵に勝てば、おのずと球界No.1の座も見えてくる。まだ表情には幼さが残っているが、「松坂さんのような球界を代表する投手になりたい」と目を輝かせた。
「(周囲から)新人王と言われるけどタイトルを取れると思ってない。1年目の目標は1軍デビュー」。ダルビッシュと同じ土俵に立つためにも、まずは1軍の座を射止める。
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