ソラニン

母国・韓国に帰郷中の巨人・李承ヨプ内野手（３３）にこのほど、鳩山由紀夫首相（６２）の直筆署名入り特製写真パネルが届けられた。鳩山首相と李は今年１０月５日、都内の韓国料理店で初めて会食した。韓国の李明博大統領が、同選手の大ファンという縁で、同首相の訪韓直前に実現したこの会食は大いに盛り上がった。

その後も両者の交流は続いた。李が、日本ハムとの日本シリーズ第３戦（東京Ｄ）でホームランを打ったバットを首相にプレゼント。受け取った首相が「友愛」「感謝」といったメッセージを添えた写真パネルをお礼に贈った。李はすでに母国で打ち込みなどを行っている。ともに野球が盛んな日韓両国の交流の懸け橋となり、来季は一塁レギュラー取りへ闘志を燃やしている。
 

日本では小林可夢偉（トヨタ／サードドライバー）の2010年シート獲得がうわさされているが、フィンランドでも可夢偉がザウバーのシートを獲得したと報じられている。

可夢偉は2009年シーズン終盤の2戦にティモ・グロック（トヨタ）の代役として参戦し、見事な活躍を見せたことで、もしトヨタが2010年もF1に参戦してれば、レースドライバーに昇格するとみられていた。

『Turun Sanomat（トゥルン・サノマット）』紙は、可夢偉がシートを獲得したと報じているものの、チームメートが決まるまで発表はされないとも加えている。

2010年のザウバーでは、ワールドシリーズ・バイ・ルノーのチャンピオンになったベルトラン・バゲットがリザーブドライバーになるとの報道もある。

バゲットのマネジャーであるマンフレディ・ラベットは、来シーズン中に多くのドライバー交代があると予想しており、リザーブドライバーにも大きなチャンスがあると語っている。
 

大みそかの「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！」（さいたまスーパーアリーナ）追加カードが１５日、発表された。山本“ＫＩＤ”徳郁（３２）＝ＫＲＡＺＹ　ＢＥＥ＝が２年ぶりに参戦し、ＤＲＥＡＭ代表としてＳＲＣ（戦極）との対抗戦でフェザー級王者の金原正徳（２７）＝パラエストラ八王子、チームＺＳＴ＝と対戦する。都内のホテルで会見したＫＩＤは自身の離婚に触れ「自分が悪かったことに気づいた」と反省の言葉を口にした。

さびしいあまり、つい本音が漏れてしまった。強者がそろったひな壇の上。闘志を高めていたＫＩＤが離婚の話題になると声を落とした。「自分が悪かったことに気づいた。また、家族のところに戻りたい」。９月にモデルのＭＡＬＩＡ（２６）と離婚したことを自身のブログで公表し「またＭＡＬＩＡと結婚してみせる」と未練をのぞかせたが、気持ちは変わらないようだ。

２年ぶりの大みそかへ、戦うことだけに集中する。静岡・伊豆で合宿して状態は上々。「やる気が出てきた。調子も今まで以上によくなっちゃって、すぐにでもやりたいくらい」。主催するＦＥＧの谷川貞治取締役から出場を打診され、当初は０７年に敗れているビビアーノ・フェルナンデスとの対戦を希望したが、相手の故障で断念。「やるんだったら対抗戦に出たい。チャンピオンとやりたい」と金原戦が決まった。

壇上で金原をにらむと「対戦相手を見られてワクワクしてきた。相手の試合をビデオで見たけどバランスがいいね。どっちが強いか、というだけ」。久々の大舞台で、その強さを改めて知らしめる。
 

阪神・新井貴浩内野手（３２）が１４日、広島市内のジム「アスリート」で自主トレを再開。来季打順について今オフ、初めて言及した。クリーンアップを務める「責任感」を明言し、赤星の抜けたチームを全力で支える意気込みを明かした。
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新井が初めてクリーンアップへのこだわりを口にした。以前から「打順や守備位置は監督、スタッフが決めること」と一貫して個人的な願望を伏せてきた。この日も基本的なスタンスにブレはなかったが「少しはプライドはある」と中軸への責任をほのめかした。
「とくに“何番を打ちたい”ということはないし、決められたところでベストパフォーマンスをするだけ。ただ、広島から４～５年、クリーンアップを打ってきたし、そこを打たないといけないという責任感はある」
城島の加入で来季の得点力増を楽観されていたが、赤星の電撃引退で急転。代役として入団する新外国人マートンに期待がかかるが、日本野球への順応力を含め未知数な要素は否めない。
日本一を勝ち取っても補強の手綱を緩めない巨人と互角以上に渡り合うためには、今季戦力からの上積みは急務だ。投手ではジェフ、アッチソンの穴埋め。打線では赤星の代役発掘と、今季不振を極めた新井の本領発揮が絶対条件になる。
今季、新井は自身初の全試合フルイニング出場を果たしたが、打率・２６０、１５本塁打、８２打点と納得の域には程遠い。この日は広島のジム「アスリート」で「今オフの課題」の下半身復元に努めた。一昨年の腰椎（ようつい）骨折以来、丸１年、一度も強化できず、約５センチ細くなっていた両太もものサイズが２センチ以上戻った。「予定通りきている」。各メディアの来季予想オーダーは「６番・新井」。覆してこそ、虎に光が差し込む。
 

阪神にドラフト５位で指名された近大・藤川俊介外野手（２２）が１４日、大阪市内のホテルで入団会見を行うことが決まった。新人選手１人での会見は異例。また真弓監督も出席する予定。内定が決まっていた東邦ガスと話し合いがついたのが９日。１１日に指名あいさつを終え、「走・攻・守すべに自信を持っています」と語っていたルーキーが、ようやくタテジマに袖を通す。